背日 (平丸あきら)

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作品概要

  • タイトル: 背日
  • 著者: 平丸あきら
  • 出版社: ワニマガジン社
  • 掲載誌: WEEKLY快楽天SELECTION
  • ジャンル: 制服, 女子校生

あらすじ

「今年の夏の暮れごろから 先生は私を特別にかわいがってくれるようになりました――」やらなきゃいけないこと、しちゃいけないこと。

すべての道徳に背を向けて、ふたりだけの特別授業が始まる……。

感想・みどころ

夏の暮れ、道徳を捨てる。「真面目女子×クール教師」の特別授業がエモすぎて胸が痛い!

「今年の夏の暮れごろから 先生は私を特別にかわいがってくれるようになりました」。この冒頭の一文だけで、もう優勝だ。真面目そうな女子生徒と、少しクールな数学教師。本来なら教壇と机で隔てられているはずの二人が、夏の終わりというマジックアワーに溶け合っていく。この背徳感、この切なさ!絵柄がとにかく美しく、清潔感があるからこそ、二人が「しちゃいけないこと」に手を染める瞬間の堕落感が際立つ。

本作の白眉は、その真面目な彼女が見せる予想外の「積極性」だ。すべての道徳に背を向け、先生に迫っていくその姿。普段は抑圧されている優等生ほど、タガが外れた時の熱量は凄まじく、そして愛おしい。先生もまた、そんな彼女を受け入れ、共犯者として堕ちていく。

修正が白抜き気味で局部のリアリティが…という惜しい声もあるが、逆に言えば、生々しすぎない描写がこの作品の持つ「文学的」で「儚い」雰囲気を壊さずに昇華させているとも取れる。エロ展開になってから「もっと見たい!」とページ数の物足りなさを感じるのも、それだけ二人の世界に没入してしまった証拠だろう。夏の終わりにふさわしい、切なくも熱い背徳の特別授業。鐘が鳴る前に、この秘め事に酔いしれろ。

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