





作品概要
- タイトル: 巣立ち
- 著者: 橙織ゆぶね
- 出版社: ワニマガジン社
- 掲載誌: WEEKLY快楽天SELECTION
- ジャンル: 学園もの, 恋愛, 女子校生, 巨乳, 長身, 学生服, フェラ, ぶっかけ
あらすじ
(悪い子でごめんね 庄ちゃん)その身長と裏腹に引っ込み思案な少女・深雪(みゆき)は、がさつな幼馴染・庄司(しょうじ)からの一方的な厚意に頭を悩ませていた。
そんなある日、深雪はクラスメイトの浩一(こういち)から告白される。
粗野な庄司とはまったく異なる彼の優しさに、深雪は心の安らぎを見つける。
彼への想いが募るにつれ、大胆になっていく深雪。
庄司との嫌な思い出を上書きするように、深雪は貪欲に浩一君の精を求めていく。
しかし彼女は彼を愛しつつも幼馴染への当てつけのような心境もあり……。
歪んでしまった彼女の想いと真っすぐな恋慕はどのような結末を迎えるのか――。
感想・みどころ
がさつな幼馴染の影に苦しんできた少女が、誠実なクラスメイトとの恋に救われる――自己肯定感の底から立ち上がる、快感と解放の“巣立ち”。
深雪は背が高いだけで“強い女”だと思われてきた。でもその実、無神経な幼馴染・庄司による過干渉と押し付けで、心はすっかり萎縮していた。 そんな彼女に手を差し伸べたのが、クラスメイトの浩一くん。彼の優しさは、押しつけでも支配でもなく、ただそこに寄り添うだけの“受容”だった。
浩一との関係が深まるごとに、深雪の表情も徐々に変わっていく。受け身だった彼女が自ら愛を求め、貪るように繋がる姿は、エロス以上に“感情の解放”として響く。 そして、ラストの“こっぴどく振る”くだり――これはまさに“呪縛からの解放”の象徴。 遅すぎる告白なんて要らない。今の彼がくれた優しさこそが、本当の救いだったんだ。
甘さもあれば、苦さもある。でもそのすべてが、深雪というヒロインの“巣立ち”を力強く後押ししていて、読後にしっかりとした余韻が残る。


