プラスチックより透明な爆弾 【単話】 (エチピク)

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作品概要

  • タイトル: プラスチックより透明な爆弾 【単話】
  • 著者: エチピク
  • 出版社: サイコロブックス
  • 掲載誌: サイコロコミックス
  • ジャンル: 学園もの, 恋愛, 女子校生, 美少女, 野外・露出, 中出し

あらすじ

『何を食べたら…もう戻れなくなってくれる?』雑誌掲載時からSNSにて大反響を巻き起こした超話題作! 驚異の61ページで抉り出す、狂愛。

入学式で、おもちゃを手にする女生徒に目を奪われた男子校生・瞳。

同じクラスにいる彼女を追いかけて向かった屋上で、問題の女生徒・暮井と初めて対面する。

とりとめのない言動に振り回されつつも、不思議な魅力にどんどん惹かれていく瞳は、次第に彼女の中の’異常すぎる世界’へと足を踏み入れていく――。

(COMICキスハグvol.5 収録作品)

感想・みどころ

「エロ漫画って、自由ですか? 」エチピク先生の衝撃作。

「プラスチックより透明な爆弾」は魂の深淵を覗き込む詩篇である。瞳くんと暮井ちゃんの邂逅は、入学式の屋上でひっそりと灯る灯火――静謐にもかかわらず、内奥を激しく照らし出す。

人間の記憶や意識を完全に共有することなど不可能である。しかし本作では、その不可能に敢えて挑む二人の試みを、ペルセポネとハーデスの神話に重ね合わせることで、甘美な追憶と残酷な別離を同時に描き出す。

蜜月のように結びついた瞬間でさえ、やがて引き裂かれる宿命を帯びているのだ。瞳くんが暮井ちゃんの中に残した〈石榴〉の種は、他者の意識を混淆させ合う行為こそが、真の交流の証であると示唆している。

その小さな痕跡は、記憶の闇にひっそりと根を張り、読者の心にも静かな余韻を刻むだろう。

全61ページにわたる狂愛の描写は、ただの耽美を超え、読み手の心に問いかけを繰り返す。エロスと象徴が交錯するこの物語は、純文学的な装いをまといながら、人間同士の〈溶け合い〉を詩情豊かに謳い上げている。

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