







作品概要
- タイトル: タルト
- 著者: ケレンメ
- 出版社: ワニマガジン社
- 掲載誌: COMIC快楽天
- ジャンル: 貧乳・微乳, 野外・露出, 処女, クンニ, ギャル, 即ハメ
あらすじ
「いい加減付き合おーよ ウチらぁ」定食屋の看板娘・サダは、常連のアベくんに今日もアプローチをかける。
うん、と言ってくれないとわかっていても。
アベくんがそう言ってくれないのは、きっと前に住んでた街で抱えた傷のせい。
女の勘で、悪い女にトラウマでもあるのかと聞くと、どうも図星らしくて。
その記憶、上書きできないかな……。
半ば強引に身体を重ねるけれど、上手くはいかないもので――
感想・みどころ
「記憶の上書き」を狙った強引なセックス…定食屋の看板娘の恋は、甘い『タルト』じゃなく切ない劇薬だ。
「いい加減付き合おーよ」と明るく笑う、定食屋の看板娘・サダ。だが、その笑顔の裏にあるのは、常連客・アベくんへの底なしの執着と、拒絶されることを知りながら踏み込む特攻精神だ。アベくんが抱える「過去の悪い女」のトラウマ。それを見抜いた上で、「その記憶、上書きできないかな」と迫るサダの健気さと図々しさが、胸をえぐるように刺さる。
言葉で癒やすなんてまどろっこしいことはしない。半ば強引に身体を重ね、快感で過去を塗りつぶそうとするその行為は、救済のようでいて、実は彼女自身のエゴイズムの爆発でもある。だが、現実はエロ漫画のように都合よくはいかない。「上手くはいかない」セックスのもどかしさ、身体は繋がっているのに心は過去を見ている彼との距離感。この生々しい痛みこそが、本作の真骨頂だ。
タイトルの『タルト』。甘くてサクサクしたお菓子を想像させるが、中身は崩れやすく、ほろ苦い大人の味。看板娘の明るいエプロンの下に隠された、ドロドロとした独占欲と純情。この「上書き」が成功するのか、それともバグって壊れてしまうのか、見届ける覚悟が必要な一作だ!



