







作品概要
- タイトル: 侮笑の玉座
- 著者: ちりぬいろは
- 出版社: ワニマガジン社
- 掲載誌: WEEKLY快楽天SELECTION
- ジャンル: セーラー服, 学園もの, 中出し, 女子校生, 処女, パイパン, ダーク系, 童貞
あらすじ
学校という閉鎖空間で、虐げられてきたふたり。
それでも、互いの存在を支えにして頑張ってきた。
しかし、そんな静謐な関係に目を付けられてしまい――「ねぇ吉原(よしわら)ぁ。
合田(あいた)とセックスしてやれよ」……追い詰められた吉原は、独りよがりな思考を加速させていく。
――ねぇ合田さん…彼女たちの言うこと聞かないと…君も僕ももっと酷いことをされるよ…大丈夫!彼女たちが言ってた通り僕は童貞だけど…できるだけ優しくする。
だから合田さんも協力してくれると嬉しい!ここで僕たちがセ…セセ…セックスしないと…もっと乱暴な奴に○されちゃうよ。
合田さんだってわかるよね。
言うとおりにするのがいちばんだって。
そう、君に辛い思いをして欲しくないんだ……。
だから……。
感想・みどころ
カースト最底辺の強制セックス!「君のため」とヒロインを犯す歪んだ独善!
学校という閉鎖空間で虐げられ、互いの存在だけを支えにしてきた吉原と合田。 そのガラス細工のように脆く、静謐だった関係は、カースト上位者からの「セックスしてやれよ」という悪魔の一言で、音を立てて粉砕される。 まさに地獄。だが、本作の本当の恐ろしさ、そしてエロティシズムは、その絶望的な状況に追い詰められた主人公・吉原の「独りよがりな思考」が加速していく様にある。
「彼女たちの言うこと聞かないと…君も僕ももっと酷いことをされるよ」。 一見、ヒロインの合田さんを庇い、最悪の事態を避けようとする善意の言葉。だが、その裏には「支え合ってきた彼女を、この手で犯せる」という、ドス黒い欲望が渦巻いている。 「もっと乱暴な奴に○されちゃうより、僕が優しくするから…だから協力して」。 これほどまでに醜く、そして官能的な「大義名分」があっただろうか。
これはもはや純愛などではない。極限状況を利用し、自らの欲望を「善意」でコーティングして正当化する、人間の最も醜く、最も生々しい瞬間だ。君に辛い思いをして欲しくない、だから俺が犯す…この歪みきった論理こそが、最高の背徳感を生み出している。「侮笑の玉座」から見下ろされる中で始まるこの行為は、果たして絶望か、それとも歪んだ救済か。


