







作品概要
- タイトル: 大人になったね
- 著者: 南文夏
- 出版社: ワニマガジン社
- 掲載誌: COMIC快楽天
- ジャンル: 恋愛, OL, お姉さん, 幼なじみ, 中出し, フェラ
あらすじ
「じゃー 責任取るね」大学生になって、念願の一人暮らし。
自由で最高! と思っていたら、幼なじみのやえちゃんが訪ねてきた!?聞けば、職場から自分の家が近いらしく、今日もやってくるやえちゃん。
ノーブラで寝たり、無防備な姿を晒してくるやえちゃんに、ずっと想いを寄せている俺は我慢の限界!!トイレでシコろうとしたら、ねぼけたやえちゃんが入ってきて……。
感想・みどころ
年上幼馴染との再会同居、トイレで“事故”から始まる青春のやり直し――エモさで攻める、上品で情熱的な純愛エロス。
「大人になったね」は、“抜き”より“感情”を丁寧に拾うタイプの作品だ。セックスは描かれていても、焦点は女体やテクではなく、やえちゃんという存在そのものと、たくみの想いに寄っている。挿入描写をあえて飛ばす構成も、童貞卒業の象徴的瞬間を“エロではなくエモ”で描く作家の意思を感じる。ある意味、女性作家のような感性すらある構成だ。
NTR的属性――年上・彼氏持ち・幼馴染――が揃っていながら、“寝取られ”としての快楽性は排除されている。それが惜しいという声もあるだろうが、逆にこの作品が目指したのは“救済”と“再生”だ。だめんずに泣かされたやえちゃんが、誠実なたくみに寄りかかる展開にカタルシスはあるが、むしろ大人の読者に刺さるのは「自分の過去」との重なりだろう。
性的興奮ではなく、あのとき手を伸ばせなかった青春への贖罪。エロ漫画という枠にいながら、それを“物語”として届ける力作。



